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zoom RSS 田坂広志 「人間と組織を動かす 企画力」

<<   作成日時 : 2010/08/22 11:52   >>

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田坂さんは日本総研の設立に参画した人だそうで、現在は日本総研フェロー。

「企画力」という言葉に惹かれて購入しました。

目次を見ただけでも勉強になった本でした。
読んで字のごとく、“企画力”がテーマです。

「企画力とは、人間と組織を動かす力」「企画とは、実行されて初めて企画と呼ぶ」
まず、企画の定義は「企画力=人間と組織を動かす力」、本書のタイトルです。
そして、なんとなく言葉のイメージのもつ「企画する=考える」のではなく、
「企画とは、実行されて初めて、企画と呼ぶ、、のであって、コンセプトやアイディアを語ることとは違うと言います。
そして、コンサルタントに対し、「企画の実行と実現まで責任を取り切る覚悟に欠け、・・・心の奥底にある「無意識の無責任さ」が言葉を軽くしている」と。僕はコンサルタントではないですが、仕事をする上での「無意識の無責任さ」が出ていないか改めてチェックしなければと身につまされる。そういうとこって、相手に伝わってしまうから。

そして、組織が大きくなると「スタッフ部門の無責任さ」が問題と指摘。
「スタッフ部門のメンバーの中に、「我々の責任は企画を立案することであり、それを実行する責任はラインにある」とラインメンバーはそれを感じ取り、それが組織の摩擦を大きくする」。自分も、経営○○、改革○○、計画○○なる部署にいたことがありますが、ちょっと反省です。

“企画した人がやる”
社外のコンサルタントに立案させた企画、スタッフ部門が立案した企画、を現場ラインに実行させることが問題
陽明学には「知行合一」という言葉あるが、現在の日本の経営には「知行分離」という病。
シンク(Think)タンクではなく、ドゥ(Do)タンクを目指す

■身につけるべきは、単なる「技術」ではなく、「心得」をともなった「技術」。、すなわち「アート」
■「最高の企画書」とは「最高の推理小説」・・・武士道というは、死ぬことを見つけたりという覚悟
■「知識」を学んで「知恵」をつかんだと錯覚するな
 プロフェッショナルの技術とは、本来、言葉で表せない知恵。永年の体験や厳しい修練を通じてしかつかめない、体で習得する知恵。
 スキルやテクニックだけはなく、マインドやスピリットなどについては特に注意
■企画書では「企み」を語れ
 企画も企業も「企み」が命。企画書と計画書は違う。計画書は手順であって企みが語られていない。ただし、「人間が面白くないと企みを面白く語れない」
■「何を行うか」よりも「なぜ行うか」を語れ
 企画書はなぜ行うかという企みを語り、
 計画書は何を行うかの詳細を語る
 「もって何々に資する」という能書きは、官庁や自治体の計画書において実によく使われる表現で、表現自体は格調高いが、「深い企みはまったく感じられない」。感じられるのは、「とにかく何かに貢献するだろう、という気楽さと無責任さ」。
 「コスト削減」「合理化」「効率化」という誰も反対しない「大義名分も同じ」。これらを、「全般貢献型」や「思考停止型」の企画書と呼ぶ
■タイトルで「企み」を語る、それが、最高の「掴み」
 企画書は、表紙のタイトルで読み手の心を惹きつけられるか、が勝負。つまり、タイトルを見た瞬間に、ページをめくりたくなるか。「言葉遊びではなく、企画書を書く人間の『信念』『情熱』、この企画書が世の中に求められているとう信念、必ず成功するという信念」
■最初のページでは「ビジョン」を語れ ビジョンとは、これから何が起こるのか
■「企み」を戦略に翻訳せよ 企画書においてもっとも重要な部分は、表紙のタイトルと第一ページのビジョン、そして第二ページの目標
■読みやすい企画書は、「自問自答のスタイル」
 問い→答え、問い→答え。「答え」を読んでいると、自然に「新たな問いが心に浮かんできて、読み手の思考が展開していくことが大切。
■読み手の「思考の流れ」を導け
 企画書の重要な役割は、「問題を提起すること」。もっとも稚拙なのは"Can I help you?"。そうではなく、"Why don't you do this?"で問題そのものを提案する。多くの場合、上司や顧客は「いかなる問題意識を持つべきか」「何を問題とすべきか」を提案してもらいとと思っている
■「三の原則」を用いて企画書を削れ
 「欲張り企画書」をやめる。欲張り企画書は「書き手中心」の企画書。
 @読み手は、一瞥して目に入る文字しか読まない
 A読み手の思考は、立体的ではなく直線的 図や表を乱用しない
 「三の原則」・・すべての項目を3つに整理。3つにまとめられないかと考えることで、問題の本質を深く考えることができ、問題を整理・集約しやすくなる効用も。
 必ず番号を打つ。黒丸や番号で書く箇条書きは書き手の思考の甘さが伝わる、、、おっとヤバイ(汗笑)
■企画書は一人歩きする
 企画書は、顧客企業の担当者を説得するものではない。顧客企業の「組織」を説得するもの

企画力 (PHP文庫)
PHP研究所
田坂 広志

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